■地理的表示GI「山形」指定を受けました。

2021年6月、山形県ワイン酒造組合は国税庁より地理的表示GI「山形」の指定を受けました。これは産地の名称を知的財産として保護する制度です。世界的にはボルドー、シャンパン、スコッチなどが特に知られています。

日本国内にも産地特有の気候、風土、食文化、生産技術などに育まれ、高い品質と評価を得ている「酒」が多く存在しています。

山形県産のワインが都道府県単位としてワインの地理的表示「山形」の指定を受け、県内産の指定された葡萄と県内で採取された水を原料とし、県内で製造、貯蔵、容器詰めを行うワインについて、原産地を特定する「山形」の名を冠して販売できるようになりました。

山形の自然が育む美味しいワイン

山形県は全国でも有数の葡萄の生産量を誇り、国内でも指折りのワイン生産地でもあります。明治6年ごろにワイン造りが始まり、以来地場産にこだわった醸造技術が磨かれてきました。県内のワイナリーは地元の豊富な原料を用いて、それぞれの風土や個性を生かした味造りがなされています。昨今のワイン人気とも相まって、出荷量は年々伸びております。

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