ささのはさらさら呑み切りに行ってきました。

5月24日火曜日。高畠町二井宿。山形と宮城の県境に近い山間ののどかな山村です。この自然豊かな農村にあるのが・・・・

米鶴酒造さんです。ここに7月に売り出すお酒を選ぶために行ってまいりました。お酒は寒い冬の間に醸されることが多いですね。なぜかといいますと冬の寒い間はお酒の醸造には邪魔になる「雑菌」の繁殖が少ないためなのです。

この冬の間に醸されたお酒を蔵の涼しい中で約半年味を調えるために熟成させます。そして出荷の時期を迎えるのですが、その熟成具合を確かめることを「呑み切り」というのです。なぜ呑み切りというかと申しますと、貯蔵するタンクの下のほうにバルブ(吞み口)があります。この吞み口を切って(開けて)お酒を取り出すことを「呑み切り」というわけです。今回はあらかじめ条件に合うお酒を5種ピックアップしていただきその中より1品を選んできました。

蔵の酒つくりの最高責任者「杜氏」の須貝さん曰く「今回のお酒は酒蔵の負け。お客様の勝。」だそうです。出品いただいたお酒の中でも一番グレードの高いお酒が選ばれたため蔵の儲けは厳しいですが、その分お客様にはいいものをお飲みいただける。そういうわけです。

今回選ばれたお酒は山形県が開発した酒米「雪女神」を50%まで精米。酵母は同じく山形県が雪女神用に新たに開発したYK009を使った純米大吟醸です。柔らかく香り豊かな純米大吟醸。夏に季節にきりっと冷やしてお召し上がりいただくにはぴったりのお酒が選ばれました。

1800mlが3,520円 720ml 1,760円 予約お申し込みは6月16日まで。発売は6月30日スタートです。

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川原子和夫